2015年、球界を揺るがすような大きなニュースが飛び込んできました。現役のプロ野球選手が野球賭博に関わっていたことが明かになったというものでした。
野球賭博は以前から問題になっていたものの、現役のプロ野球選手が関わっていたことで、もしかしたら八百長問題などにも飛び火するのではないかと一時、騒然としました。
野球賭博に関わっていた選手たちが、自身が出場する試合に関しては賭け事をしていなかったので、八百長については問題なしになりましたが、野球賭博には胴元である暴力団の資金源になっているということから強い懸念が残っています。
賭博はメールなどでやり取りをして巧妙に隠そうとするため、証拠がつかみにくいという特長があります。しかし賭博が反社会勢力である暴力団になっているのであれば、野球界は一切かかわってはいけないのは当然です。
今回のことをしっかり反省し、選手たちの日頃の行動についても厳しい罰則を規定することが求められています。