マートン選手 阪神

マートン

2005年に阪神タイガースに入団した野球選手のマートン。 それまで絶対的1番打者であったセンター、赤星憲広選手の電撃引退に伴い、急きょ獲得が決まりました。 同じセンターを任されましたが、不慣れなポジションだったこともあり稚拙なプレーを連発、当初は評論家などから酷評されたのです。

しかし、本人は非常に真面目な性格であり、監督やコーチにバッティングについて積極的にアドバイスを受けるなど、打撃のレベルアップに必死に取り組みました。 その結果、オープン戦で高打率を残し開幕スタメンを勝ち取るのです。 シーズンでもヒットを量産し、オールスターにも出場するなど大活躍。

打率.349という好成績を残すだけでなく、214安打を放ち、何と来日1年目で当時の日本新記録を達成しました。 阪神ファンの間では「伝説の助っ人、バースの再来」とまで言われるほどの高い人気を誇ったのです。

2年目以降も順調にヒットを打ち続け主力打者として活躍し、2015年オフに退団するまで最多安打や首位打者など複数のタイトルを手にしました。 以上みてきたように、マートンは野球選手として阪神ファンを中心に人気の高い選手として知られています。