プロ野球の長い歴史を語る上で欠かせない選手と言えば、2013年に国民栄誉賞を受賞した松井秀喜です。
国民栄誉賞の受賞という輝かしい実績もさることながら、プロ野球の試合において、数々の素晴らしいプレイを見せ続けてくれたことでも知られています。
松井秀喜がプロ入りしたチームと言えば、読売ジャイアンツ(巨人)です。「巨人軍は常に紳士たれ」という言葉がありますが、彼のプレイスタイルは正にそれを思い起こさせてくれるものでした。
微妙な判定にも決してカッとなって抗議するようなことはなく、かと言ってそそくさとバッターボックスをあとにするような弱腰の姿勢でもない、まさに紳士と言える立ち振る舞いのプレイスタイルを長期間にわたって続けました。
また、松井秀喜と言えば、豪快なホームランが見どころでしたが、日本で10年、アメリカ10年プレイして、放ったホームランは通算507本にも達しました。
日本で首位打者、メジャーリーグではニューヨークヤンキースに所属し、ワールドシリーズでMVPに輝くなど、記録にも記憶にも残る名選手でした。