井川慶は、茨城県出身のプロ野球選手です。 1997年にドラフト2位で阪神タイガースに入団し、1999年5月に初登板します。
2001年は先発ローテーションに入り、対巨人戦でプロ入り初完投勝利を飾り、監督推薦でオールスターゲームにも出場します。 2002年は開幕投手を務め、最多奪三振のタイトルを獲得し、2003年には20勝投手になり、阪神タイガースをリーグ優勝に導きます。 2004年には、プロ野球史上71人目となるノーヒットノーランを達成します。
2006年に5年連続2桁勝利を達成すると、それまでの貢献から球団が井川慶が希望していたメジャー移籍を認め、11月にニューヨークヤンキースと5年2000万ドルで契約します。 念願だったアジア人メジャーリーガーとなった井川でしたが、ヤンキースでは活躍できず、2008年にメジャー契約を解除されます。 メジャーリーガーとしての活躍を諦めた井川は、2012年にオリックスバファローズへ入団しますが、2015年に戦力外通告を受けます。 オリックス退団後は、代理人に交渉を任せ、現役続行を模索しています。