野村克也氏は元プロ野球選手、監督です。
1954年から1980年までの27年間現役選手として活躍しました。守備位置は捕手ながらも、三冠王を獲得するなど打撃面でも優れた成績を残しました。
1968年から1977年までは選手も兼任しながら監督として活躍しました。
現役引退後は1990年から1998年までヤクルトスワローズで監督を務めました。この期間複数回リーグ優勝と日本一を経験し名監督として知られるようになりました。
データを駆使したID野球をチームに浸透させ、また他球団から放出された選手を復活させることから野村再生工場とまで呼ばれました。
1999年から2001年までは阪神タイガースに在籍しましたがここではリーグ優勝すらできませんでした。その後2003年から2005年までは社会人野球のシダックスの監督も務めました。
そこでは、その後巨人入りした野間口投手を育て、都市対抗野球でも活躍しました。
そして2006年から2009年には楽天の監督を務め、後に大リーガーとなった田中投手を育てました。