好プレー連発の野球もしたヤクルトの全盛期

ヤクルト

1990年代の野村監督の時代のヤクルトは、非常に安定したチーム力を誇り、何度も優勝をしました。 この時代には飯田選手や宮本選手という守備の名手も登場し、要である捕手の古田を加えた守りはほぼ鉄壁といえるものでした。 また、打者ではオマリー、ホージーなどの助っ人もよく働きました。

好プレーの連発は何度も投手陣を助け、石井や岡林などの先発陣や、広田、高津などの救援陣も何度も守備の恩恵に助けられました。 野村監督の野球は至ってオーソドックスで、センターラインの強化という野球のセオリーに忠実に沿った戦いをしていました。 センターの飯田はもとは捕手だったために肩も強く、何度も好返球で相手の走者をホームで刺しました。

また、ショートの宮本も華麗な守備が魅力の選手でした。 彼はサードもこなし、そこでも堅実なプレーをしました。 鉄壁の守りは相手チームの攻撃の意欲を半減させる効果もあります。 ヒット性の当たりがアウトになれば打者はがっかりします。