野球史に残る内川聖一の珍プレー

内川聖一

野球と言えば、人気の一つとも言えるのが「珍プレー」「好プレー」の数々です。 これらの存在が、野球人気を支えているといっても過言ではないでしょう。 プロ野球の人気選手、内川聖一選手を代表する珍プレーを、今回は紹介します。

舞台は2015年9月19日のソフトバンク対ロッテ戦。4回に内川選手がセンター前へのヒットで出塁。 1塁にいる状態から、続く5番打者イ・デホの打順となったわけですが、2ストライク3ボールのフルカウントとなり、合計で10回投球開始と共にスタートを切り、2塁へと走るという珍事がありました。 フルカウントであれば投球と同時にスタートを切るというのは通常のことなのですが、合計で10回走るだけファウルで粘ったイ・デホがすごいという言い方もできるかもしれません。

試合の途中からは、打者であるイ・デホよりも毎回スタートを切る内川聖一に注目が集まり、スタートを切るたびに拍手が起こるような状態でした。 最後にはファウルフライで終了してしまいましたが、その律義さには大きな声援が送られました。